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2010年3月 2日 (火)

今年初めての入試報告会(啓明舎)

受験のあとにぽっかりあいた穴を少しだけ埋めてくれた

バンクーバー冬季オリンピックも閉幕し、ワールドカップ

サッカーまでのあいだ、ちょっと淋しいですね。^^

            

さて、先週の日曜日に今年最初の入試報告会に行って

きました。啓明舎の報告会です。ワタシはこの報告会が

楽しみでここ数年、ほぼ毎回参加してきました。

         

特に「入試問題分析」と「報告会資料」は数ある塾の中

ではピカイチで内容も面白く大変充実しています。今年

は印刷が間に合わないとかで「入試問題分析」は抜粋

版だけだったのが少し残念でした。

        

が、しかしアンケートに答えれば完全版を送って頂ける

ようなので、毎年お邪魔して今回が最後となることとお礼

を書いて、ご担当の方に手渡しました。

         

2時間半にもわたる「熱い」報告会の冒頭に、今年はまず

後藤塾長による中学受験に対する思いについてスピーチ

がありました。

       

ワタシの考え方とシンクロする部分が多くて、いちいち

頷きながら拝聴。最後は感動してちょっぴり目が潤んで

しまいました。スピーチのテーマ(勝手に解釈)は、

        

中学受験に「その他」受験なんて無い。

          

この時期、大手塾のチラシなどには開成はじめ難関校

の合格が何人!など数字が踊っていて、最後の方に

「その他にも数多くの合格実績があります」などと記載

されてたりします。

         

でも中学受験に「その他」なんて学校はありません。そこ

を受験する子ども、その家族にとっては大切な受験であり、

合格に到るまでには数々のドラマがあります。

          

もちろん、塾ですから合格実績をあげるのが重要な仕事

であり、今年の啓明舎では100名足らずの男子で4名の

筑駒合格を出すなど大手塾に負けない結果を出したよう

です。

         

ですが、報告会ではあえて一番下のクラスの合格実績を

発表して、そこに進学していく生徒がどれだけ頑張って

合格を勝ち取ったのか力説されていました。

          

中学受験をさせる親御さんの動機に、バブル経済の頃は、

有名大学附属進学など一種のステータスを求めていた

ものが、最近では「ゆとり教育に対する不安」と「教育を

投資と捉える」の2つが多いそうです。

         

確かにワタシもゆとり教育に対する不安(もっと直接的に

言えば学級崩壊)が最初に長男を塾に行かせた動機で

した。その流れから中学受験をさせることになったのです。

           

一方、IT不況がありリーマンショックがあって収入が減って

いくなかで多額のお金がかかる中学受験をさせるのを将来

に対する「投資」と考える親御さんも少なくないようです。

            

しかし「投資」に対するリターンってなんだろうと問いかけて

みると、いい中学、いい大学、いい会社がリターンなのか、

はたしてそれが中学受験によって保証されるのか。

          

「不安」で始めた受験も、その後もずっと「不安」だらけで

何とかいわゆる難関中学に入っても「不安」の連鎖がつな

がっていくだけではないのか。。。。

かなりシビアな見方です。

            

後藤塾長は、偏差値的にはそう高くない某女子校の進学、

進路先を学校の了解を得て発表していました。大学進学

以外にも料理や鍼灸の専門学校への路に進む生徒さん

が散見されます。

           

「何だよ、高い金払って専門学校かよ」

           

そう言う方もおられます。

            

例えば、パティシエになりたいという夢をもって料理学校

にすすみ自分なりの人生設計をしている生徒さんがいて、

一方、とりあえずいい学校、とりあえずいい大学、とりあえ

ず希望した学部、とりあえず、とりあえずで将来に対して

具体的な夢がもてない若者がいる。

            

「学び」って何だろう。

            

結語は、受験塾としては多少青臭い、「学びを通じて、夢を

育み、培う受験を」というものでした。啓明舎、いいですねぇ。

(回し者ではありませんよ^^)

             

「どうせ無理・・・」という今の若者特有のせりふがあります。

「夢を育み培う」という文脈の中で、この言葉の廃絶宣言を

謳った植松努著「NASAより宇宙に近い町工場」という本を

ススメておられました。早速アマゾンで注文してしまいました。^^;

            

入試説明会の本論に入るまで長くなってしまいました。

この続きは、次回に。

            

            

4年ぶりに参加します。

応援頂ければウレシイです。^^

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19.中学受験入試報告会」カテゴリの記事

コメント

通塾先の入試報告会にも出席していないので,この記事がとても新鮮です。(努力出来る優秀なお子さんの自慢をされても,我が家には関係ないとの卑屈な思いがあるゆえ)

私が参加した学校説明会でも,大学進学以外の生徒さんの人数やその理由を報告されていた学校もあり,大学以外の目標を定めての生徒さんに応援をしたくなりました。(親なら,ひとまず大学へ,と言いたくなるケースもあるでしょうが)

啓明舎の広告は各クラスの進学先を載せていて,大変好感の持てる塾でした。(公立進学も有り,ドキドキもさせられました)次回の記事も楽しみです。

投稿: サトシ母 | 2010年3月 2日 (火) 13時16分

サトシ母さま

>啓明舎の広告は各クラスの進学先を載せていて,大
>変好感の持てる塾でした。(公立進学も有り,ドキ
>ドキもさせられました)

説明会でものべ合格者数ではなく、進学先を発表していました。公立進学も1名おられました。個人情報に留意しつつ非常にオープンな雰囲気でした。
ウチも通える地域であればお世話になりたい塾でした。

投稿: ブルックシルク | 2010年3月 3日 (水) 08時42分

そうですよね。
その他受験なんてないですよね。
皆、それぞれのところでがんばっているんですからね。
それにしても、入試報告会に出席されるとは、本当にブルックシルクさんは、中学受験大好きおじさんですね。

投稿: TAKAO | 2010年3月 3日 (水) 12時39分

TAKAOさま

>それにしても、入試報告会に出席されるとは、本
>当にブルックシルクさんは、中学受験大好きおじ
>さんですね。

大好きというか7年間もかかわってくると生活の一部みたいなもんです。笑 行かねばならぬという強迫観念みたいな。爆

投稿: ブルックシルク | 2010年3月 4日 (木) 12時44分

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